無料で使える投資・トレード向け英語圏Python学習リソース(2021年8月版)

Python教材・リソース
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はじめに

プログラミングの勉強を始めて気づいたのだが、その気になれば無料・安価(1万円未満)で学べることが沢山あるのに、やたらと値段の高いスクールや教材・商材の広告が目につく。

投資関連のプログラミング教材もやたらと宣伝文句が派手なものがあり、20年前から存在しているものを「フィンテック」と呼んでいる講師もいる。対象ユーザーは初心者なのに、怪しい教材を見分けるリテラシーが求められるという歪な構造が存在する。

人生の選択は人それぞれだが、分からないことを自力で解決する能力を鍛えるのも大事なので、独学を中心に始めてみるのが良いのではないかと思う。

というわけで、無料で使える投資・金融系Python英語リソースの情報をまとめてみた。日本語のリソースは他の誰かがまとめている気がするのでこの記事では英語圏のものを扱う。

あくまで本記事は筆者が知っている範囲内の情報である。徹底的に調べ上げたという訳でもなく取りこぼしもあると思うがご容赦頂きたい。他に有益なリソースをご存知の方がいればコメント欄やTwitterなどでお教え頂けると非常に有り難い。

想定する読者

Pythonの基礎を理解しており、金融商品の分析やトレーディングへの応用に興味がある人。Jupyter Lab(Jupyter Notebook)の動作環境を用意出来る人。

英語で何かを学ぶことに抵抗がない人、もしくはプログラミングと同時に英語力を鍛えたい人。とにかく英語のほうが情報量が圧倒的に多くて安い(もしくは無料)ので、英語での情報取得に慣れるのは有利。

Python未経験者の方はプログラミング未経験者向けpaizaを使ったPython基礎学習ガイドという記事をお読み頂きたい。

Python Data Science Handbook

O’Reillyの『Python Data Science Handbook』(Jake VanderPlas)は著者のページで無料公開されている。日本語版は『Pythonデータサイエンスハンドブック』という名前で出版されているが無料公開はされていない。

数値計算のNumpy、データ解析のPandas、グラフ化のMatplotlib、機械学習の基礎など、一通りの知識が身につくようになっている。全部一気に読まなくても、必要に応じて参照する際に活用出来るはず。

NumpyやPandasの知識は前提知識として必要になる場合が多いので最初に挙げた。本書冒頭に出てくるJupyter Notebookの部分は少し情報が古いかもしれない。Jupyter Notebookの後継としてJupyter Labがリリースされているので多少戸惑うところがあるかもしれない(基本は同じ)。

Jupyter LabはAnaconda経由でインストールする方法と、そのままインストールする方法がある。それぞれ長所短所があるので各自で調べる必要がある。ちなみに私はAnacondaを使っている。

Towards Data Science

Towards Data Scienceという名前通り、データサイエンス系の記事を扱う媒体。独立の書き手が寄稿する形式なので、硬軟織り交ぜて多様な記事が掲載される。

Mediumというサービスに依存しているため、普通にアクセスした場合には無料で読める記事に限りがある。ところがTwitter経由でアクセスすると制限がかからない。パラメータか何かで判別しているのかもしれないが詳しくは知らない。

雑誌感覚でツイートを眺めておいて、時々面白そうなネタがあったら見に行くという使い方が良いかもしれない。当然データサイエンスが基本なのだが時々トレーディングに関する記事も投稿される。

例えば、Deep Reinforcement Learning for Automated Stock Tradingという記事は強化学習を株の自動売買に応用するというテーマ。論文になったものをWeb記事として組み直したもので読み応えがある。

freeCodeCamp.org

400万人近いチャンネル登録者数を誇るプログラミング教育YouTubeチャンネル。様々な言語のプログラミング全般を扱っているのだが、中にはアルゴリズムトレーディングの無料コースもある。

下に貼った動画は4時間33分あるのだが、再生数は80万回を超えている。仮に1%が実際にコードを書いたとしたら、この動画によって英語圏では約8000人もの自動売買トレーダーが生まれたことになる。

freeCodeCampにはウェブサイトもある。Python for Finance – Algorithmic Trading Tutorial for Beginnersは初心者向けアルゴリズムトレーディング入門記事。

QuandlのAPIを使ってデータを引っ張ってくる方法などが紹介されている。私が以前読んだ有料の電子書籍にも殆ど同じ内容のことが書いてあった。少なくとも入門レベルならば無料講座で充分ではないかと再認識させられた体験。

QuantInsti

QuantInsti Quantitative Learningというチャンネル名でトレーディング、アルゴリズム、機械学習などに関する動画を配信している。例えばこの動画はPythonを使ったトレードの講座。

quantintiではquantraというウェブサイトも運営している。Python for Trading: Basicという無料講座の他、もう少し実践的な内容の有料講座もある。

TradeOptionsWithMe

QuantConnectのAPIを使ったアルゴリズムトレードの講座など、色々と動画を配信している。オプション以外にも応用可能なはず。

Yves Hilpisch

O’ReillyからPython for Finance: Mastering Data-Driven Finance』(邦訳:『Pythonによるファイナンス』)、『Python for Algorithmic Trading(現時点で邦訳無し)を出しているYves Hilpisch氏のYouTubeチャンネル。

100行未満のコードでアルゴリズムトレードを始めよう、という初心者向けの動画講座がある。

The Python Quantsというウェブサイトも運営しており、こちらでは有料講座も展開している。今回紹介した中では一番本格的な内容と思われる。

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